休む直前

こんにちは
閲覧いただきありがとうございます。

前の記事からの続きを書きますので
よかったらご覧下さい。

私は本格的に実質的な休みを取るまでに色々と知らなくて良いことまで知りました。

まず、会社付きの医者との面談
医者との面談の前に診断書を渡し、そして実物を見せた労務担当の顔がまたか、と曇っていました。
そして診断書を見ながら軽い面談が始まりました。
「いつから体調を崩していたのか」
「本当の労働時間はどれくらいだったのか」
「仕事は引き継ぎができそうか」
「いつぐらいに復帰できそうか」
「他に体調を崩して仕事している人を知っているか」
こんなような内容だったかと思います。

そして半年以上前から体調が徐々におかしくなっていったこと、本当の労働時間は土日も加味すると3桁は越えること、引き継ぎはフォローしながら上司やらわかりそうな仕事の先輩にできていると伝えました。

なんでもう復帰の話をされるのか全くわかりませんでした。
今、気持ち的にも身体も今までになくどん底にいるにも関わらず、目の前の面談という名の尋問は決して味方ではなくただ調査の一貫、それらしい対応をしたとログを残すための時間でしかありませんでした。
そして話の聞き方的にはいくつか既にそういった面談を設けた事がわかり、私以外にも体調がおかしくなり辞めていく、突如連絡がなくなるといったことがあったことがわかりました。
これは仕組み自体おかしい、会社が機能不全のまま無理やり会社を回しているのだと腹に落ちました。

その後医者と面談がありました。
その時が一番苦痛だったと今でも思います。
最初は何がきっかけだったか、身体的症状は何か、気持ちは今どんななのか、そんな内容だったと思います。そしてそれを形式的に聞いているのであって特にそれを会社側に報告しようともしていないのに気づきました。人の目を見て質問もせず、ボールペンをまっさらな紙の上でくるくる指遊びをして高層ビルの景色を見ながら欠伸をしていました。態度からこの時間は無駄だ、といわんばかりでした。

後日談として医者でさえも聞く気がない、目の前の人の話を聞かず、腹が立って会社に不信感を、もつきっかけになった。という話を辞めた複数人から聞きました。

会社の義務として、外側の見せ方として医者との面談が任意でできます、休みは取れますというのは必ずしも従業員のためを思っての仕組みではないのです。自分のみは自分で守らなければいけないということを身を削って知りました。


その後、直接メッセンジャーやら社内用のsnsを通して噂を聞いた友人やら自分の評価を気にする上司からメッセージが来ていましたが当然その頃には誰も信用できるはずがなく、ながめるだけで返信はしませんでした。