休職中に大切にしてほしいこと

前回はずらずらっと家庭環境をお話しさせていただきました。

鬱になるきっかけの原体験という意味では
何かしら皆さんにも通ずるところがあるのかなと思います。

具体的にいうと破滅的思考を持っているという点です。

家庭環境のせいにするな

これも1つの見方であり意見だと思います。
ですが、要因としては根っこにある考え方によって行動が分岐していくと考えています。

なので、必ずしも直結してるとは言い切れませんがそれが原因の大きな要素のひとつであるため、
ストレス過多になると爆発してしまいます。

じゃあそれを改善していく、自分の考え方とうまく折り合いをつけていくためにはどうしたらいいかを
今回はお話ししたいと思います。


今はクリニックを訳あって違う場所で通院していますが、以前通っていたクリニックではグループワークというプログラムがありました。

前提として、なのですが一定期間お医者様と話をして薬が効果的になってくると、社会復帰のため今までの考え方や行動だとまた同じ結果を生んでしまうためどうしたらいいか?
を考えるためにプログラムがあります。
それが、臨床心理士の方にざっくばらんに話をするまたはグループワークというものがクリニックによってはあります。これは絶対にあるものではなく、
またこれは保険適用外になるので実費になるところが欠点になります。

※クリニックによっては心理士さんとのカウンセリングは保険適用になるところもあるみたいです。
詳しくは問い合わせてみると教えてもらえます。

私はグループワークを受けることにしました。

そこではどんな考え方に改善したら良いのか
コミュニケーションの取り方やストレスをためないためにどうしたらいいのかのhow toを知ることができました。

一見、抽象的なのですがグループワークというだけあってその人それぞれの課題感を共有してどんな解決策があるかを心理士さん交えて考えたり教えてもらったりできます。

そのなかでも一貫しておっしゃられていたことがひとつあります。

自分だけは自分の味方でいること

たったこれだけ?と思うかもしれませんが結構大事なことだったりします。
鬱になるきっかけは様々あると思いますが、
グループワークを通じて皆さんのお話をちょっとだけ教えてもらった時に感じたのが
自責主義の方が多く、内省する以上に自分を厳しく律しようとする方が多かったです。

これの何がいけないのかといいますと、
自分を必要以上に責めると自己否定な表現を当たり前のように使いがちになり、自己評価が他己評価と大巾な解離が生じるようになります。
すると、自分のなかで目標ハードルを超えるために一生懸命になりハードルを超えてもさらに高いハードルを設定してキリがなくなってしまい心の疲弊に繋がります。
そしてそのハードルを超えられなくなるとこんな自分はダメだと思うようになりネガティブループから脱け出せなくなるという結果になります。

なので、私も慣れていかなければいけないのですが、今辛くてたまらない人に言いたいです。

自分を認めてあげてください。
毎日生きてるってだけでも凄いと自分を褒めてください。

まずは当たり前と思っていることを書き出して当たり前のハードルを低くしてみてください。

例えば、歯磨きをしたら自分の好きな事に熱中しても良いと思えるくらいのハードルです。

鬱の度合いが強めの方は日差しをカーテン越しにでも感じられるようになったら感じられる自分を褒めてあげるでもいいです。
これってすごいことなんです。

ちゃんと前を向こうと少しずつ行動できている証拠なのです。

偉そうに聞こえたら申し訳ないです。
ただ、消えたいくらい辛いと思っている方がいたら自分だけは自分の味方でいてあげてください。

snsなんか見なくたって生きていけます。
癖になってるのを少し抑えられればいいんです。

私は上記のように低いハードルでも超えられたら声に出して自分を褒めるようにしてます。

ちょっぴり自分に甘いくらいが余裕に繋がって少しだけ気持ちを上向きにさせられるんだなと感じています。
なので、騙されたと思ってやってみてください。

少しだけ違う見方ができるようになるかもしれないです。