会社を休む

しばらくは私の昔話になります。
こういうときはこうなるんだと、ご理解いただければと思います。

睡眠障害がある
と、前の記事では書きました。
しかし、体がベッドから動けないという状態が続きます。というのも、医師から気持ちをリラックスさせる作用の強い薬と睡眠薬をいただきます。そのため、普通に生活ができている人は無意識のうちに緊張状態と緩和状態をスイッチできているのが常に緊張状態になってしまっているので薬を使って癖付けるというか、強制的にリラックスさせる薬を処方していただけるのです。そのため、一番良いのが心が思うがまま身を委ねるということです。

常に緊張状態になっている方は自制心がかなり強いです。そのため自分の心の声というものが小さくなっています。だからよくわからなくても体が動かないということはまずは疲れているということだけ把握して体力回復に努めようとしてみてください。

私の場合は今まで睡眠時間がろくに取れていませんでしたので休み休み寝て起きてを繰り返していました。まずはこれができていることが大事です。
自分が今何を思っているか感覚的にさっとでてくるのが良いのですが(お寿司が食べたいとかなんとなくダルいから寝ようとか‥)、私は一切わからなかったです。思考がぐるぐるしながらでも気絶するように寝る、起きるをとにかくしていました。

昼夜逆転生活でもいいです、とにかく寝たいときに寝る、食べたいときに食べる、という究極の最低限の生活をまずやってみてください。

お風呂にはいる、顔を洗う、掃除洗濯‥等といったことは独り暮らしでやることリストに入ることだとは思います。しかし、それを行うエネルギーすら残っていない時には放り投げちゃうくらいの気軽さで一旦優先順位を低くしてください。

マストでやってほしいのが薬を飲むこと、クリニックに通うことです。

最初は週1くらいの頻度で通うのがいいみたいです。なぜなら症状が不安定で今までの習慣を崩す作業になってくるためです。
車をイメージしてみてください。
普通車で、ガソリンも満タンで一般道も高速道路でもすいすいと問題なくいけますよね。
ですが、エンジンがかからない、ガソリンも少ない(給油所がない)、車輪が外れてるとなればそもそも運転ができないですよね。そんな車を走らせることなんてできないですよね。そういう時は修理に出すと思います。専門的知識を持った方がどこに原因があるのかを探して、修理をする。

今のでいうと、お医者様が修理をしてくれる方です。表面上に現れている症状を伝えてどうしたらいいか、薬が合う合わないあるのでそれを伝えて自分に合うものを探していくんです。最初からドンピシャな薬に出会えればいいですが眠れない、吐き気がする等といった効果がみられないときはお医者様に相談して変えていってください。
そして今はどんな気持ちなのか自分の心の声が数ヶ月以上かかってしまうかもしれませんが聞こえてくるようになります。(例えば、今楽しい、今悲しい、今泣きたいんだ、今お腹が空いてるんだ‥と欲求の部分です。)それがわかるように世間的には自堕落といわれる生活を送ってみてください。

今まで無理をして気張ってきた自分を労るくらいに思ってください。罪悪感なんてその辺に捨ててください。

私は、申し訳なさでいっぱいでした。なのでなかなか素直に体が欲するまま行動するというのがうまくいきませんでした。

会社によっては病気休暇が取れるところもあるみたいです。ここでいう病気休暇とは、休んでいても一定の給与の保証がある制度の事です。
一度自分の会社の就業規則や福利厚生を調べてみてください。私の会社では残念ながらありませんでした。体調を崩して医者から診断書を書いてもらっていたので、会社側と協議をして様子を見ようとなりました。

皆さんが気になっているかもしれない制度をざっとかいてみます。
まず、診断書をもらったら傷病手当ての申請の準備をしてください。社会保険に入って一定期間在職していた場合受けられる給付金です。社会保険は一般企業に属している場合は毎月給与から保険料を会社を通して払っています。(契約形態によってそうでないときもあります。正社員なら確実に入らないといけないです。)
最長で申請が認められた月から1年6ヶ月の間、自分の給与の3分の2の金額を口座に振り込んでもらえます。ここで注意していただきたいのが申請が認められてから1年6ヶ月間の時だけです。なので後日記事に書きますが、その間に復職している期間ももカウントされます。復職した場合、給付は受けられません。この制度は一定の条件を満たさないと受け取れません。人事部のかたとよく相談してください。

これがあったおかげでなんとか最低レベルの生活とクリニックに通うことができました。

あなたはうつです

前回は私の簡単な自己紹介をさせていただきましたのでその詳細を綴ります。

よくあるうつになりやすい方の特徴として
・ひとりでなんでも背負い込みすぎる
・親子関係が歪
・幼少からの価値観が白か黒かはっきりさせたい
真面目すぎる、固い
・何事にも敏感

というのが挙げられると思います。

クリニックでグループワークに参加したときにほとんどこれにあてはまるな‥と実感したので具体的に書いてます。もちろん、他のケースも考えられると思います。これだけですとは言えないです。

ひとりでなんでも背負い込みすぎるというのは
ポジティブに変えると他責できない、自責になりがちという人としては良いことなのでは?と一見思うかもしれないです。
周りのかたやご自身で口癖または言い聞かせるように口にしている言葉はないですか?
「私がいないとまわらない」
「私がやらないといけない」

私もそうでした。
心療内科に行ったきっかけは体調不良が続き、
内科に行ってお薬をもらっても治らず
悩んでいたところ、仕事に忙殺されていました。
ついに体がいうことをきかないレベルになってしまいどうにか原因を知りたいと思い駆け込み、現状を話しました。すると、お医者様から厳しい表情で
「すぐに休んでください。鬱です。」


それを言われて頭が真っ白になったのを覚えています。絶望していました。
誰に今やっている仕事を任せられるのか、
お給料をもらえないのでどうやって生活したらいいのか‥途方にくれました。

「休む指示書を書きますので会社に渡しなさい」

すごくびっくりしていたのが伝わったみたいで
今私はどういう状態なのかを教えていただきました。
今思えば、どんな仕事であれ私でなければ回らないなんてことはないんです。自然と誰かがその役回りを担ったりしてなんとかなるものです。
仕組みが悪いだけなのです。
ただ、当時の私にはこの事がよくわかっていませんでした。
ただひたすら上司になんて言おう‥とそこでもストレスに感じていました。
迷惑をかけてはいけない
そう思っていました。

その後からはさらにドタバタになっていきました。
当時付き合っていたパートナーにも相談し、
異変は感じていたからこれをきっかけに少しやすんでみてはどうか‥と諭されました。
まずは直属の上司に診断書をもらったと伝えました。そこの反応でどうしようか判断しようと思ったからです。
するとかなり慌てた様子で、今どんな仕事をしているのか、何をどうしたらいいのか教えてほしいと言われました。
社内にほとんどおらずSNSを通じて大量に投げ掛けられた私向けの質問もおさまらず、少し淡い期待を抱いていた私の気持ちは砕かれました。報告や相談をしていたにも関わらず、です。
上司は本当に私のやっていることを理解せずマネジメントしている素振りをしてただけだったことがわかってしまい、そしてナレッジ共有がされてない大型案件の実績や契約書締結までの内容を発信していたつもりが話し半分で自分事になるまで放置して問題が顕在化された時に都度質問が来てしまうという状況に心が疲弊してしまったのです。

それが当たり前となっていて悪いという認識も、その人に負担がかかるという認識もなく、個々人の数字達成のために必要に刈られてその場しのぎで動いている状態でした。

その事実をひしひしと感じ、心がポッキリと折れてしまいました。
その後は今でもあまり記憶がないです。
ただひたすらに質問を返し、上司に今やっている仕事の説明を改めて行い、ネットを開いたままPCの前で自宅で待機し、上司のアポのサポートをひたすらしていました。

あちこち部署を異動していたため、(座組がかなり特殊だった)上司はあまり報告をしても上の空だったのですが忙しいのだろうと最低限の共有にとどめていたのが悪かったのかもしれません。

実質PCの前で作業することなく休むことができるようになったのは1ヶ月後でした。
その間は形だけ休みになっているだけでその実仕事をしていました。その後はひたすらに眠る生活を送っていました。

ここまでが発症するまでです。

ここまできてしまうとすぐに、復帰とはいけないです。なので、私自身や周囲で感じていた身体的そして心の症状を箇条書きで書きます。

・普段気持ちをフラットに維持できるのに不意に泣きたくなる時が突発的にでてくる
・吐き気、嘔吐
・食欲がなくなる(朝昼夜全く食べなくてもよくなる)
・睡眠できなくなる(入眠が浅い、夢を見ていて疲れがとれない)
・体がふわふわしてしまう
・視界が白くなる
・考えることを止められなくなる(on/offの切り替えができなくなる)

ストレスによって食欲が増す方とその逆で全く無くなる方と、両極端になります。
私の場合は食べる時間が確保できなく必然的に食欲が無くなったという形なのでレアケースだと思ってください。

睡眠障害があるのは致命的です。
体も脳も休ませることができなくなっている証拠なのですぐに病院へ受診されることをおすすめします。

恐らく皆様内科だったりを最初は受診されると思います。まだ部分的にしか症状が出ていない場合は対処療法で持ち直せるかもしれませんし、内科のお医者様等は万能ではありません。何に起因しているのかによってもまた快方に向かう方法は複数あると思います。が、ほぼあてはまるとなると心療内科にいき、ゆっくりつきあい方を模索していく方がいいのかもしれません。

共感していただける部分がございましたら早急に周囲に相談したり、医者にかかるなどSOSを発した方が長期的に見て良かったりします。

ご意見ございましたらコメントをくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございます。

鬱病とのつきあい方

初めまして。恐らくこのタイトルから見ようと思ってきていただいた方は周囲の方にいる、またはご自身がそうなのかもしれない。。と、思っていらっしゃるのでは‥と思います。

ブログを書いた理由は単純にこういう人もいるんだよと知って欲しいという思いで書きました。
専門家でもなんでもなく当事者の気持ちを書いているのでこれが正解というものもありません。人によって正解が違うからです。
少しでも参考になれば、同じ方々もいれば思い詰めないで少しだけ気楽になってもらえれば嬉しいです。

試験的なブログなので少しずつ進めたいと思います。よろしくお願いします。

まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
首都圏在住のアラサーの既婚です。(女です)

ベンチャーのIT系営業を必死にやり、ある程度頑張りが認められたものの周囲から孤立し、思うところあり人事部にうつりました。しかし、ちょうど両親の離婚問題やら祖父母の入院看護トラブルが起きてしまい仕事だけに専念ができなくなり、体調を崩し退職。

その後1年間家庭内のトラブル収拾を行い、実家と事実上の縁切りを行い(連絡ができない状態をさします。)、大学時代から付き合っていたパートナーと籍を入れました。(こんなご時世なので式はやれるか不安ななか準備中。)

ざっとこんな感じです。

ここまで読んでいただいた方のなかでは
それで?何が言いたいの?
という方もいらっしゃるかもしれません。

実はこの中にいくつかうつになる原因が複数絡み合っています。
箇条書きで分解していきます。
1.家庭に問題があった
→つまりは親子仲が良い方と比べてプライベートが充実、安定できていないということです。
ここは後程詳しく記載します。

2.ベンチャーのIT系営業を必死に
→こちらも後程詳しく書きますがベンチャーで営業というのはよくも悪くも経営が不安定です。その中でも数字をいかにちゃんと作ってこれるかというのが特に重要視されます。なので過程よりも結果重視であるということがあるため、ナレッジの共有も進みません。教えたら自分が不利になったりするためです。なので自力で勉強して数字をたてるしかなくなります。(全部が全部そうとはいいません。)


3.祖父母周りのトラブル
→よくもめ事の引き合いになりやすい部分かとは思います。親戚の方々とのAの病院なら今ベッドが空いているけどBの病院はある病気に詳しい人がいるからベッドの空きがないから待った方がいい‥年金の管理は‥遺書にはちゃんと遺産配分は書いてるのか‥等すごくすごくたくさんあります。

大きくはこの3つが要素として成り立っています。
そしてこれはどれも負のエネルギーを使うというところが人によっては心の負担になるということもご理解いただけたらと思います。

それぞれは詳しく次のブログで記載しますが、
今心が疲れている方、周囲や身内で精神科等から判断されている方がいましたらだらだら今まであったことを文字に起こして書くことをオススメします。
もしかしたらこういう時にストレスを感じているのかもしれない‥という気付きがあるかもしれません。

それがつきあい方の第一歩です。

もしご意見ありましたら教えてください。
参考にさせていただきます。